雪国

昨夜はNHKでドラマ『雪国』をみた。『あさイチ』で番組宣伝をしていて見たいと思っていた。「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」という有名な一節。高橋一生さんのナレーションで始まる。(高橋一生さんの声質が好きだ)
少し昔の言葉使いが素敵だ。特に女性の。駒子の「そうですわ」「悲しいわ」「あんた、もう東京へ帰りなさいよ」
島村が「徒労だね」と言うと、一瞬の間(怒り悲しみ苛立ち)の後、微笑んで「そうですわ」と言う。駒子が感情的に話すシーンもあるが、そこまで痛々しく感じないのは、レトロな言い回しのせいもあるのか、と思ったりもする。
映像もとても美しく、叙情的で最後まで引き込まれた。

『雪国』の原作を読んだことはない。読んでみようと思う。