雪国

昨夜はNHKでドラマ『雪国』をみた。『あさイチ』で番組宣伝をしていて見たいと思っていた。「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」という有名な一節。高橋一生さんのナレーションで始まる。(高橋一生さんの声質が好きだ)
少し昔の言葉使いが素敵だ。特に女性の。駒子の「そうですわ」「悲しいわ」「あんた、もう東京へ帰りなさいよ」
島村が「徒労だね」と言うと、一瞬の間(怒り悲しみ苛立ち)の後、微笑んで「そうですわ」と言う。駒子が感情的に話すシーンもあるが、そこまで痛々しく感じないのは、レトロな言い回しのせいもあるのか、と思ったりもする。
映像もとても美しく、叙情的で最後まで引き込まれた。

『雪国』の原作を読んだことはない。読んでみようと思う。

言葉

次百(つくも)
次の百点を目指して日々精進するんだよ、という意味。良い言葉を知りました。

ニッポンぶらり鉄道旅というテレビ番組で、JR武蔵野線を紹介していた。東川口の 錫の器の職人さん。町工場の二代目。
この方が一人前になった頃に亡くなった、先代のお父さんの好きな言葉。
今も作業場には「次百」の額が掛かっている。

刺さる一言

でも、でも、と、できない理由をなぜ言うのか分からない。と友人は言う。
「何がしたいかだよ。その為には、どうすればいいか。できるかできないかはその後だ。」と。刺さります。
何がしたいか?、、ゆっくりしたい。しっかり眠りたい。体の痛みから開放されたい。という怠けた本音を言えない私は、
「したいことと、できることは、往々にして違うことが多い。」
なんて屁理屈を言うと、それは言い訳だ、と指摘あり。更にグサっと刺さります。図星だからだ。
前向きな友人の刺さる一言。

昨日、今日とまことに暖かい

昨日、今日とまことに暖かい。ニュースでは5月6月の陽気だと言っている。
陽気がよくて朝の散歩はとても気持ちがよく、少し離れた貯水池公園まで歩く。ここは母とよくウォーキングにきた思い出の場所。母に会いたくなる。

新朝ドラ『ちむどんどん』が始まった。仲間由紀恵、、好きだなー。『トリック』見てたよ。
お昼近くになって、父と近所のスーパーに買い出しに行く。父いわく「小麦が値上がりすると米が人気が出て無くなるかもしれないから、買いだめする。」と。なるほど〜。色々と考えるものである。
お米売り場でどれにしようかと見ていると、複数原料米というものがある。
新潟県産こしひかり、秋田県あきたこまち、北海道産ななつぼし、と産地や品種でお米を選んでいたが、複数原料米とは、、

ネットで検索すると、
・・・いわゆるブレンド米のことをいいます。 例えば、秋田産のお米と北海道産のお米を混ぜて販売するようなケースや、本年度取れたお米と前年度以前のお米を混ぜたお米を販売するようなケースがこれに当たります。と。

ヘェ~知らなかった!
なんと5キロ990円。この値段でどれほどのものなのか試してみようと思い、私はカートに一袋入れた。父は最初「何でも試してみるのはいいことだ」と言っていたが、カートの中の複数原料米をしばらく眺めたあと、おもむろに複数原料米の袋を売り場に戻した。「戻したその理由は?」と聞くと「古い余ったお米も入っているんだろ、、ゴニョゴニョ」
男ゴコロも複雑か、、

スーパー銭湯

昨日は近所のスーパー銭湯へ行った。時々大きなお風呂に入りたくなる。

温泉ではないが、空いていて静かで居心地がいい銭湯だ。

10年以上は営業しているだろう。最新じゃないところがいい。

とはいえ、建物のかまえはちょっとした旅館のようだし、なかも小奇麗だ。

ガラスの大きなドアを入るとオレンジのアロマの香りがする。

料金は平日600円。土日祭は700円。発券機で入場券を買う。駅の改札みたいに券を機械に通して入る銭湯もあるけど、ここはカウンターのスタッフに手渡しをする。このアナログ感がまたいい。

お風呂は2階。階段を上がって行く。この階段がとてもしっかりした造りで、登っていくときの足裏の感触が気持ちいい。裸足だとなおさら良い。

ロッカーに荷物をつっこみ、脱いだ洋服もたたまずにつっこむ。真っ裸サイコー。昔は恥ずかしくて前をタオルで隠したものだけどね、、

かけ湯をしたら最初に入るのは変わり湯。今は桜の湯だった。入浴剤を混ぜたものだろうけど季節で定期的に変わる。38度ぐらいのぬるめのお湯なのでゆっくりつかれる。

そこでしばらくぼーっとした後はジャグジーへ。こちらは42度。ここで体を温めてから体を洗いにいくのがいつものコースだ。しかし、昨日は春のいい陽気で風も心地よかったので露天風呂へ寄っていく。やった!誰もいない。

岩で造られた露天風呂には屋根がついて、奥の一部がなんちゃって洞窟風呂になっている。半畳ぐらいの小さな岩屋風。実は初めて入ってみたが個室風呂みたいで案外落ち着く。

誰か露天風呂にやってきた。岩屋から覗いてみると年配の方が露天風呂には入らず、側のベンチで寝転んでいた。陽気は確かに良いが寒くはないのか、、

体を洗いにいくため露天風呂をあとにする。

サウナと水風呂はやらない派だ。

体を洗ってさっぱりすると、当たり前に清潔にできることがありがたかった。

最近、髪を首の付け根あたりまで切ったのでドライアーを当てるのもラクラクだ。

身支度をすませると時間は13:00。昼食を食べるために1階へ降りる。

何にするかは決まっている。かき揚げそばだ。豚丼やら生姜焼きやら試したけれど、値段のわりには、、?だった。チャーシュー丼と餃子はアウトだった。

ここの休憩所はテーブル席が9個ぐらいと畳席が15個ぐらい。畳席は広い。何畳だろう?64畳ぐらいあるのじゃないかな。そして空いている。広々として最高だ。

しかもこの休憩所は無料だ。いつまでいても無料。壁際だとコンセントもついている。長居する人もいるんじゃないかと思う。

かき揚げそばをいただき、少しゆっくりしてから14:30ぐらいに銭湯を出た。

このスーパー銭湯、いつまでもあって欲しい。

 

 

 

 

朝ドラはハッピーエンドだった。

『カムカムエブリバディ』が最終回だった。ハッピーエンドで良かった。
100年の物語、、ひなたが作ったテキストの題名。
色々な家族の形があるけど、ほんわりとあったかくなるドラマは好きだ。
時々しか見ていなかったので、再放送されたなら最初から見たい。

その後の『あさイチ』で、高橋一生さんが出演していた。好きな俳優さんだ。
あさイチ』は生放送なので、出演者は直前の朝ドラを見ながら待っているらしく、朝ドラの感想から放送が始まることが多い。
今日は「どのその後が良かった?」だった。そう、最終回は登場人物たちのそれぞれのその後を描いていた。
一緒になって、「どれかな?」と考えたり、出演者のコメントに「なるほど!」と思ったりする。その瞬間がまた楽しい。
4/16土曜日のドラマ『雪国』の紹介をしていた。高橋一生さんのお気に入りのシーンや作品の解釈を話していた。見たくなった。見よう!

泣いたー

6:00頃より散歩に出る。雨は降っていない。

帰宅して、朝ドラの『カムカムエブリバディ』を見る。

アニーさんがルイさんのお母さんだと分かる。

ラジオ放送の最中に、英語しか話せないと思っていた

アニーさんが日本語で語りだす。

「なんでこないになったんだろう」

「若かったから自分本位になり大切なことを忘れていた」

「幼い娘の心に寄り添えなかった」

「あの時、消えて無くなってしまいたかった」と。

泣いたー。

母の介護の日々の中で、私も母の気持ちを置き去りにしたな、

と思い出したから。

仕事はやめられない、この先お金が必要だ。

眠りたい、休みたい、逃げ出したい。でも、母を失いたくない。

また、母に笑ってほしい。何とかしなければという焦り。

自分本位なことばかり思っていたなーと。

いま思えば、笑顔でそばにいてあげること、なんだけど、、

渦中にいる間はとても無理だった。未熟な自分を恥じるばかりだ。

お昼ごろから晴れてきた。

人と会話をするリハビリも兼ね、午後は地域の介護の会へ行く。

母の介護でジタバタした時にお世話になった会。

解決はしないけど、気持ちを吐き出したり、情報を得ることができる場所だ。